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蛾のおっさんと知る 衝撃の学校図書館格差
~公教育の実状をのぞいてみませんか?〜

  • あなたのお子さんの学びに寄り添うはずの学校図書館。自治体によって信じられないような教育格差があることをご存知でしたか? その実態を蛾のおっさんと共に考えてみましょう。
  • 「こんな図書館は、花マルだね!」
    「こんな図書館はバツだね(涙)」
    子どもたちのための学校図書館を考えながら、蛾(が)んばって飛び回るのだ!

山本みづほ 著
四六判 218ページ
税別 1,500円
ISBN978-4-907126-25-4

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蛾のおっさんと知る 衝撃の学校図書館格差 ~公教育の実状をのぞいてみませんか?~

〈目 次〉

はじめにのその前に
はじめに
プロローグ
第1章
悲しい学校図書館を見た

1 図書委員だけが頼りです
2 ダイホンバンとは何ぞや?
3 子どもは外で遊びましょう

第2章
楽しい学校図書館を見た

1 ポプラディアでの調べ方の学習
2 アメリカでの話
3 ブックトークの取り入れ方
4 すてきなおはなし会
5 心落ち着く居場所
6 学校図書館にカフェだって作れる

第3章 なぜこうなったのか考えるのだ

1 学校図書館のたまご期
2 学校図書館のあおむし期
3 学校図書館のさなぎ期
4 学校図書館が羽化するとき
5 学校司書の法制化

第4章
私の学校図書館体験
~「さなぎ期」から「羽化するとき」まで~

1 使う側だったころ(福岡県と長崎県と京都府で)
2 運営する側として(長崎県でのこと)

(1)さなぎ期の現場
〈超大規模小学校〉
〈大規模中学校〉
〈中規模中学校 忍び寄るブラック勤務の影〉
〈小中併設校は小規模でのどかな雰囲気〉
〈離島の中規模中学校 島独特の考え〉
〈再び市内大規模中学校へ 朝の読書の開始〉

(2)そして羽化するとき
〈再び小規模中学校で やれることはやってみよう〉
〈合併のための閉校を控えた小規模中学校は欧米並み〉
〈最後の勤務校は出戻りの大規模中学校
 やっと巡り合えた学校司書〉

3 忘れられない5つの物語

(1)お昼ご飯は食べません
(2)思春期真っ盛りだから
(3)図書館に住みたい
(4)リクエスト本
(5)もっと早く知っていたら

第5章
愉しきかなトランジッション

1 まずやってみたこと
2 今やらねばならないこと

(1)学校司書を3S(専任、専門、正規)に!
(2)司書教諭に仕事の時間を!
(3)学校司書や司書教諭を
   まとめて研修するのはどこだ?

エピローグ
あとがき

山本 みづほ

35年間長崎県の公立中学校国語科教員として、佐世保市を中心とする県内の学校に勤務(うち1年は小学校)。学生時代に司書教諭資格を取得し、長年学校図書館の運営に携わって来た。自費で県内、国内そして海外の学校図書館や公共図書館を見学する。早期退職後は、そのフィールドを公共図書館にも広げている。日本図書館協会長崎県代議員。長崎純心大学非常勤講師。長崎短期大学非常勤講師。

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