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ふれあい散歩

上野 歩著
四六判・ソフトカバー 208ページ
定価 1,404円(税込)
ISBN4-946429-75-1
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ふれあい散歩表紙

目次
ふれあい散歩

大根の王様/塩辛と手紙/バスに乗って/木の芽/ご近所温泉/梅酒とらっきょう/男の料理教室/いつものを/ぴー吉のこと(上)/ぴー吉のこと(下)/先客万来/福はうち/ウインターガーデン/早春/芝桜/東京スタジアムの思い出/6月のベランダ/バラ園のある洋館/夏休みの道/女子大のなかの洋館/武蔵野/よいお年を/ぴー吉その後/朝の市場/しょうゆ工場と運河/夕立/野球の町/ホタル/おとなの遊園地/幸福の名残/サヨナラ

オトコの買い物

モノの値段がわかるオトコ/日帰り買い物バスツアー/僕は福の神/お年玉で買ったモノ/ラーメン部品を買い集める/マンデリンさん

食卓の四季

春 五目寿司のご飯/春色のカレー/蕎麦の余情
夏 朝飯/肉料理/餃子と黄昏
秋 箸置きで遊ぶ/きのこいろいろ/すき焼きの季語
冬 おでんの流儀/クリスマス寒波のくじら/ふろふき大根の夜

上野家の食卓 レシピ集
あとがき
「あとがき」より

 なにかにつけて「うれし〜」というのが僕の口癖らしい。週末に自分で掃除したての一番風呂に浸かると、「ふー」という満足のため息とともに「うれし〜」の声が出る。干したての布団にくるまると、足をばたばたさせて「うれし〜」。朝、カーテンをあけて、晴れでも、雨でも、そこに空があるだけで「うれし〜」。なんでも「うれし〜」と感じること、それは僕の数少ない取り柄なのかもしれない。
 おとなになると、毎日がハレの日ばかりとはいかないのが人生である。それでも、「うれし〜」と感じるちいさな出来事があれば、むしろそうしたことをどん欲に発見してゆくことで、日々の色合いはかわってゆくのではないだろうか。
 味があって、少し懐かしくて、あたたかいお話がたくさんつまった初のエッセイ集。
 上野家の食卓レシピ集付き。

上野 歩(うえの あゆむ)

' 62年 東京生まれ
' 94年 『恋人といっしょになるでしょう』 で第7回小説すばる新人賞受賞
公式ページ:上野亭かきあげ丼 http://www.uenotei.com/

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